Bob Dylan / Documentary Series Vol.4 - Never Ending Narrative [DVD]

『ボブ・ディラン・ドキュメンタリー・シリーズVol.4』。副題『1990-2006 終わりなき旅』。本編105分+音声特典34分。国内販売は2018年1月10日であるが、2008年のイギリス作品。下記の商品説明には「復活劇」とあるが、真の復活は、2012年録音のアルバムTempestだと思っている。

「不遇の80年代を乗り越え、再び偉大なる復活を遂げたディランの終わりなき旅。試行錯誤の中で新作を次々とリリースし、グラミー賞やアカデミー賞を受賞しても、〈ネヴァー・エンディング・ツアー〉と呼ばれるライブのためにディランは絶えることなく世界各地を巡る。〈アンダー・ザ・レッド・スカイ〉からグラミー賞最優秀アルバム賞となった〈タイム・アウト・オブ・マインド〉、そして各賞を独占した〈モダン・タイムズ〉までの全アルバム&主要曲レビュー/各授賞式ライブ映像と共にディラン復活劇を再検証する」。

Bob Dylan / Documentary Series Vol.3 - Both Ends Of The Rainbow [DVD]

『ボブ・ディラン・ドキュメンタリー・シリーズVol.3』。副題『1978-1989 信仰と混迷の時代』。本編132分+映像特典8分。そんな混迷の時代でも、ディランらしい歌が生まれたのも事実。このビデオは、その時代のディランの正と負の側面を見事に捉えている。だが、それにはディランが歌ってきた歌詞を理解していないとキャッチできない。つまり、ディラン研究ビデオなのである。以下は、商品説明から(発売:2017年12月6日)。

「初来日公演を起点としたワールド・ツアー終盤の1978年暮れ、神の啓示を受けたディランはキリスト教へ改宗、自らの作品も宗教色の強いものへと変わっていった。ゴスペル三部作〈スロー・トレイン・カミング〉〈セイヴド〉〈ショット・オブ・ラヴ〉から〈オー・マーシー〉まで、これまで語られることの少なかったディラン苦悩の時代を数多くの貴重映像・音源と共に関係者が鋭く斬る」。

Bob Dylan / Documentary Series Vol.2 - Down In The Flood [DVD]

『ボブ・ディラン・ドキュメンタリー・シリーズVol.2』。副題『ダウン・イン・ザ・フラッド』。本編114分+映像特典13分。ロックへの転向により、様々な非難を受けたディラン。映像の中で「別のボブを連れてくるから、そっちを使って」と漏らしている。「非難の過熱ぶりはすさまじく、暗殺の恐れもあったらしい」とキャプションには出てくる。ドキュメントの最後は、ザ・バンドのコンサート『ザ・ラスト・ワルツ』。ディランは、そのステージでForever Youngを歌う。リヴォン・ヘルムが歌うThe Night They Drove Old Dixie Downなど、ザ・バンドだけの映像も多い。全体的には、ディランよりもザ・バンドの足跡を辿ったドキュメンタリー。以下は、商品説明から(発売:2017年12月6日)。

「第6作〈追憶のハイウェイ61〉発表後の波乱に満ちた欧州ツアー、突然の事故による活動停止・隠遁、そしてウッドストック〈地下室〉にて原点回帰・・・ディランとザ・バンドそれぞれの軌跡を追いながら、ガース・ハドソン(ザ・バンド)、ジョン・サイモン(プロデューサー)たちが〈あの時代〉を大いに語る」。