吉田拓郎 / LIVE 2016

2016年10月27日、パシフィコ横浜で拓郎がボブ・ディランの「風に吹かれて」を歌った。日本時間の同月13日午後8時過ぎ、ディランのノーベル文学賞受賞の発表があった。この曲を入れたのは、拓郎からディランへの祝福メッセージだったのだろう。この日のライブでは、ハーモニカを吹いたのは「旅の宿」だけ。「風に吹かれて」でも吹いて欲しかった。

アンコール前のラスト曲は「流星」。やはり名曲である。カラオケに行くと、必ず「流星」を歌っていた時期が自分にはあった。というか、「流星」を歌うためにカラオケへ行っていた。写真は、「風に吹かれて」を歌う拓郎。そして、「人生を語らず」を歌い終えて、観客に挨拶する拓郎。

Disc 1
1. 春だったね
2. やせっぽちのブルース
3. マークII
4. 落陽
5. アゲイン
6. 朝陽がサン
7. 消えていくもの
8. 唇をかみしめて
9. ジャスト・ア・RONIN
10. いつでも

Disc 2
1. BLOWIN' IN THE WIND
2. 君のスピードで
3. 白夜
4. 旅の宿
5. 全部だきしめて
6. いくつになっても happy birthday
7. 海を泳ぐ男
8. 僕達はそうやって生きてきた
9. 流星
10. ある雨の日の情景
11. Woo Baby
12. 悲しいのは
13. 人生を語らず

DVD: same as Disc 1 & 2

録音 2016年10月27日 / パシフィコ横浜

上原ひろみ / Beyond Standard

3回聴いたけど、やっぱりだめだ。うまい。新鮮でスピード感もある。タイトル通り、スタンダードを超えたスタイル。だけど、ジャズをもてあそんでいるように聴こえてしまう。自分はどんなふうにでもジャズを料理できるのと。仕方ない、生理的に合わないのだ。

1. Intro: Softly, As In A Morning Sunrise
2. Softly, As In A Morning Sunrise
3. Clair De Lune
4. Caravan
5. Ue Wo Muite Aruko
6. My Favorite Things
7. Led Boots
8. Xyg
9. I've Got Rhythm
10. Return Of Kung-Fu World Champion

上原ひろみ - piano, keyboards
David Fiuczynski - guitar
Tony Grey - bass
Martin Valihora - drums

Recorded in December 2007, on January 9 - 12 and February 20 - 27, 2008.

安富祖貴子 / マイ・ブルース

2011年のアルバムTHE BLUESに続く、2012年日本語(2曲を除く)でのブルース曲集『マイ・ブルース』。安富祖貴子の6枚の全アルバムを所有しているが、このアルバムから10年近く新譜が出ていない。

ラスト曲「バイ・バイ・ブルース」を吹き込んで、ジャズ界をバイバイしてしまったのかと心配したが、彼女のホームページには、ライブ情報が掲載されていて、活動を継続していることを確認。ただし、沖縄だけで上京はしていない。コロナの影響もあるのだろう。新譜を引っ提げて、都内か横浜でのライブを期待したい。生演奏での「横浜ホンキートンク・ブルース」を聴きたいのだ。

1. 横浜ホンキートンク・ブルース
2. 沖縄ベイ・ブルース
3. 恍惚のブルース
4. 家へおいでよ
5. 別れのブルース
6. モーニング・ブルース
7. 色彩のブルース
8. 嘆きの街
9. 夜霧のブルース
10. West Coast Blues
11. 愚かなり我が心
12. バイ・バイ・ブルース

安富祖貴子 - vocal
関根敏行 - piano
佐瀬正 - bass
大隈寿男 - drums
大隅卓也 - alto saxophone
馬場孝喜 - guitar

発売 2012年10月24日