吉田拓郎 / ah-面白かった

今日、6月28日入荷。所有する拓郎のアルバム数としては47枚目。2019年のコンサートツアーは、Live 73 Yearsと拓郎自身の年齢を記した。同梱された小冊子には、拓郎による全演奏曲の解説がある。「わたしの足音2019」では、「僕のラストとなるかも知れないライブ」と書いている。ツアータイトルに自分の年齢を入れた理由は、ここにあった。

そして、それから3年。自ら最終アルバムと宣言したアルバムを「面白かった」と過去形にして仕上げた。全曲、拓郎の作品。タイトル曲「ah-面白かった」には「いつも履いている シューズを脱ぎ捨て 何も言わずに部屋へ逃げる」と。自分が中学時代から追いかけて来た拓郎。仕方ない。時が刻まれていくことには誰も逆らえない。こちらも「面白かったぜ」と返信するしかないのだ。

CD
1. ショルダーバッグの秘密
2. 君のdestination
3. Contrast
4. アウトロ
5. ひとりgo to
6. 雨の中で歌った
7. 雪さよなら
8. Together
9. ah-面白かった

DVD
1. 「ah-面白かった」制作メイキング映像
2. 吉田拓郎インタビュー

渡辺貞夫 / California Shower

このアルバムがリリースされた頃は、大学のジャズ研が自分の生活の中心で、マイルス、コルトレーン、モンクなどを中心に聴いていた。カリフォルニア・シャワーはあまりにも軽すぎて、これはジャズじゃないなと思った。一日の終わりは、シャワーで軽く流すのではなく、熱い湯にどっぷり浸からないと・・・。

世間はフュージョンというカテゴリーを作り、このアルバムをそこに配置。そして、空前の大ヒット。今聴き直すと、ナツメロのような感じだ。振り返ると、ジャズ喫茶で本作を聴いた覚えがない。タバコの煙が充満し、薄暗い部屋にはまったく馴染まない。

1. California Shower
2. Duo-Creatics
3. Desert Ride
4. Seventh High
5. Turning Pages Of Wind
6. Ngoma Party
7. My Country

Sadao Watanabe - alto saxophone, sopranino, flute
Ernie Watts - tenor saxophone
Oscar Brashear - trumpet
George Bohanon - trombone
Lee Ritenour - electric guitar, acoustic guitar
Dave Grusin - acoustic piano, Fender Rhodes piano
Chuck Rainey - electric bass
Harvey Mason - drums
Paulinho Da Costa - congas, percussion

Recorded in March 1978 in Los Angeles, CA.

はっぴいえんど / HAPPY END

はっぴいえんどは、1970年代初めに登場し日本のロックを塗り替え、疾風の如く去ってしまった。アルバム『はっぴいえんど』で旗揚げ、2枚目の『風街ろまん』で頂点に立ち、このアルバム『HAPPY END』で完結させたのである。

「風来坊」で始まり、「さよならアメリカ さよなら日本」で終わるアルバム。その時間はわずか30分11秒。完結作も疾風の如く。彼らの春は、牛乳瓶に詰められてしまったのだ。

「明日あたりはきっと春」(作詞:松本隆)

冬化粧 白は流れて
砂糖菓子の街 ひっそりと
テーブルには
牛乳瓶に詰められた ぼくらの春が
・・・
・・・

1. 風来坊
2. 氷雨月のスケッチ
3. 明日あたりはきっと春
4. 無風状態
5. さよなら通り3番地
6. 相合傘
7. 田舎道
8. 外はいい天気
9. さよならアメリカ さよなら日本

細野晴臣 - electric bass, mandolin, acoustic guitar, piano
大瀧詠一 - acoustic guitar
松本隆 - drums, percussion
鈴木茂 - electric guitar, acoustic guitar

Released on February 25, 1973.