所有していた国内盤LPはVol.1とVol.2に分かれていたが、輸入盤CDは1枚に集約。LPには、パリのどこで録音されたのか記載がなく、しかも、セシル・テイラーのディスコグラフィーでも不明だった。CDの英文ライナーノーツを読み込んだが同様。ただし、O.R.T.F.(仏:Office de Radiodiffusion Télévision Française、フランス放送協会)による録音ということが分かった。スタジオライブだったのかも知れない。だとすれば、タイトルのGreatが虚しい感じになってしまう。
LPのVol.1に収録されていた2曲(Student Studies Part 1 & 2)は、タイトル通りで学生の練習に近い。Vol.2にあった後半2曲は非常にアグレッシブ。これこそセシル・テイラーという感じで、Greatに恥じない演奏。
1. Student Studies (Part 1)
2. Student Studies (Part 2)
3. Amplitude
4. Niggle Feuigle
Jimmy Lyons - alto saxophone
Cecil Taylor - piano
Alan Silva - bass
Andrew Cyrille - drums
Recorded on November 30, 1966 in Paris.