ジャズ批評 1983年 No.2 45号

1983年5月20日発行。特集はマイルス・デイビス。マイルスを論じる書籍は山ほどあって、自分自身も数冊所有している。数ある論評をいくら読んでも、マイルス自叙伝にはかなわない。とにかく、マイルスの記憶力は抜群で、しかも赤裸々に私生活も語っている。なので、この45号はページをめくっただけである。

ジャズ批評 1982年 No.4 43号

1982年11月20日発行。特集はチャーリー・パーカーで『今よみがえるジャズの救世主バード』と副題が付いている。正直に言って、パーカーが分かるようになるまでは、長い時間を要した。この43号はパーカーを理解していない頃に購入した。パラパラとページをめくって、そのまま本棚に仕舞い込んでしまった。つまり、活字を通してジャズは、そしてパーカーは分からないと判断したため。

結局のところ、LPをせっせと買い込み、とにかく聴き続けたのだ。ある意味で、この号によってパーカーを知ることができたと言っていいだろう。未だに、中身はほとんど読んでいない。

ジャズ批評 1982年 No.3 42号

1982年8月20日発行。特集は『ジャズ・ピアノ Vol.1』だが、Vol.2は1990年の69号で発刊されたようだ。『ジャズ批評』は定期購入せず、何となく本屋で立ち読みして気に入ったら購入していた。そして、86年の56号を最後に立ち読みすらやめてしまった。ジャズの情報源はスイングジャーナルだけで十分で、活字よりもLPに金を注ぎ込んでいったのだ。