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表紙はファラオ・サンダース。そして、ニューヨークでの秋吉敏子のライフスタイルを捉えた記事を見つけた。8ページに渡る写真集でもある。
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February 27, 2025 / Fumio Kubo の所有するジャズアルバムを中心にレビュー
表紙はファラオ・サンダース。そして、ニューヨークでの秋吉敏子のライフスタイルを捉えた記事を見つけた。8ページに渡る写真集でもある。
表紙はドン・チェリー。大阪万博でインターナショナル・ジャズ・フェスティバル構想があり、それが頓挫してしまった速報は前号の10月号に取り上げられた。理由は定かではないが、予算の問題だったらしい。それを追求する形でレナード・フェザーからの寄稿が載せられている。今となっては、どうでもいい話ではあるが、ジャズという枠組みの中で傷をなめ合っている感じ。
ジャズより太陽の塔であり、月の石だったということだけである。ところが、国際博覧会史上初めて黒字となった大阪万博という結末。シンコペーションできなかった大阪万博。
この時代のジャーナルは今読んでも飽きない。この号においてもオーネット・コールマンの取材記事などがあり、コールマンは左利きだったことを発見。そして、キースの新譜アルバムの広告を見つけた。Somewhere Before ― ディランの作品My Back Pagesを題材にしたアルバム。このアルバムをきっかけに、自分はジャズにのめり込んでいった。