The Little Willies / The Little Willies

Amazonによる内容紹介。「ノラ・ジョーンズの新バンド。ノラ・ジョーンズが敬愛するウィリー・ネルソン、プレスリーのカバーからオリジナル曲(4曲)まで。ノラ独特のピアノとボーカルをフィーチャー」。そして、レビューからの抜粋。「このアルバムは隅々まで、わずかに酔っているような、酒場の専属バンドがクラブで生演奏をしているような感触を行き渡らせている」。

そんなキャッチコピーに誘われて、2012年1月に何となく購入したアルバム。その当時は新たな音楽に出会えたと感じていたのだが、10年近く経って聴き直してみると刺激が足りない。自分の音楽に対する間口が狭くなってしまったのだろうか。コロナを避けて、酒場に行けなくなったことが原因かもしれない。

1. Roly Poly
2. I'll Never Get Out Of This World Alive
3. Love Me
4. It's Not You It's Me
5. Best Of All Possible Worlds
6. No Place To Fall
7. Roll On
8. I Gotta Get Drunk
9. Streets Of Baltimore
10. Easy As The Rain
11. Tennessee Stud
12. Night Life
13. Lou Reed

Norah Jones - piano, vocals
Richard Julian - guitar, vocals
Jim Campilongo - guitar
Lee Alexander - bass
Dan Rieser - drums
The Ordinaries - background vocals
Jon Dryden - organ, accordion

Recorded on October 5, 6, 7 & 8, 2005 at The Coop, NYC.

The Latin Jazz Quintet / Caribé

ラテン・ジャズ・クインテットと称しているが、コテコテのラテン・ミュージックではない。リーダーであるJuan Amalbertによるコンガ演奏にヴァイブを加えることで、ラテン的な味を出している。エリック・ドルフィーは、自分の演奏スタイルを崩さずに、このグループにしっかりと溶け込んでいる。バスクラリネット、アルトサックス、フルートの3種類の楽器を使って。

ジャズ通に取ってみれば、敬遠しがちなラテン・ミュージックであるが、ある意味でドルフィーの隠れた名盤ではないだろうか。録音データから、アルバムOut Thereの4日後にこのセッションに参加したことになる。Out Thereで自分の内面を表現し、このアルバムで自分を解放したのだろう。全6曲中の5曲は、このグループのメンバーによる作品で、Spring Is Hereのみがスタンダードナンバー。この曲が収録されている所有アルバムを洗い出してみたところ、アルファベット順で以下のようになった。ラテンに縁がありそうなミュージシャンは出て来なかった。

・Bill Evans / Portrait In Jazz
・Bill Evans / Bill Evans at Town Hall
・Bobby Hutcherson / Four Seasons
・Chris Corner / Lullabys Of Birdland
・Joe Pass / Unforgettable
・John Coltrane / Standard Coltrane
・Miles Davis / At Carnegie Hall

1. Caribé
2. Blues In 6/8
3. First Bass Line
4. Mambo Ricci
5. Spring Is Here
6. Sunday Go Meetin'

Eric Dolphy - alto saxophone, flute, bass clarinet
Charlie Simons - vibraphone
Gene Casey - piano
Bill Ellington - bass
Manny Ramos - drums, timbales
Juan Amalbert - congas

Recorded on August 19, 1960 at Rudy Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, New Jersey.

The L.A.Four / Going Home

紛れもなく譜面ジャズ。その譜面を作ったのはギタリストであるローリンド・アルメイダ。ダイレクト・カッティングで録音された。きちんとした譜面があれば、曲の長さに狂いはほとんど生じない。ゆえにダイレクト・カッティングは、さほどの冒険ではない。安心ジャズ。

それでも、このLPは何度もターンテーブルの上に乗った。大学のジャズ研でウッドベースを弾いていた頃。レイ・ブラウンのベースラインが非常に参考になったのだ。ギターは入っているが、ピアノが入っていないので、ベースラインを捉えやすい。しかも、ドラムがうるさくない。教則本的アルバム。すでにウッドベースは手放してしまものの、LPはノイズだらけになり改めてCDを購入。やはり、ベースに耳が傾く。

1. Going Home
2. Softly, As In A Morning Sunrise
3. Greensleeves
4. Things Ain't What They Us To Be
5. Recipe Of Love
6. Romance De Amor
7. Django

Bud Shank - alto saxophone, flute, alto flute
Laurindo Almeida - guitar
Ray Brown - bass
Shelly Manne - drums

Recorded on September 29 & 30, 1977 at Warner Brothers Recording Studios, CA.