チャーリー・ヘイデンとゴンザロ・ルバルカバの東京での共演。決して、競演ではない。ベースとピアノが寄り添うのではなく、競い合うのでもなく、個々のインスピレーションを確かめ合うように、そして、タイトル通りにアダージョのテンポでゆっくりと優雅な演奏が進んでいく。聴き手は、その進行を確認するかのように引き込まれていく。だが、全体的には単調で爽快感はない。
1. En La Orilla Del Mundo
2. My Love And I
3. When Will The Blues Leave
4. Sandino
5. Solamente Una Vez (You Belong To My Heart)
6. Transparence
Charlie Haden - bass
Gonzalo Rubalcaba - piano
Recorded on March 16, 17, 18 & 19, 2005 at Blue Note Tokyo.