富樫雅彦 / Plays Be Bop Vol.2

今日で富樫が他界し13年。そのとき、ブログ『日々JAZZ』はまだスタートしていなかったので、富樫の訃報についての文章は残していない。ただ、4ビートを再チャレンジし、複数のアルバムを遺してくれたことに感謝した。

ライナーノーツは瀬川昌久氏が担当し、こう書いている。「富樫独自のドラムセットには、ベース・ドラムとハイハット・シンバルを欠いているが、このカルテットの演奏における彼のシャープなリズムをきいていると、そもそもベース・ドラムのあのおもたるい響きなど、返って無い方がスイングするのではないか、とさえ思われてくる」。ハイハットがあればもっとスングするのに、と暗に言っているのだ。しかし、それは富樫に対して無い物ねだり。

1. Monk's Hat Blues - I'll Remember April
2. It Might As Well Be Spring
3. On A Slow Boat To China
4. If I Should Lose You
5. Everything Happens To Me
6. Joy Spring
7. Bemsha Swing

峰厚介 - tenor saxophone
佐藤允彦 - piano
井野信義 - bass
富樫雅彦 - percussion

Recorded on June 5, 6 & 7, 1991 at Sedic Studio, Tokyo.

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