Chico Freeman / Destiny's Dance

参加メンバーを見ると、ウィントン・マルサリスがチコ・フリーマンを支えるキーマンのように思えてしまうが、ボビー・ハッチャーソンのヴァイブが全体の緊張感を出し、セシル・マクビーのベースがメンバーを引き締めている。マルサリスを担ぎ出すことなく、フロントはフリーマンのみで勝負してもよかったはずだ。

所有する輸入盤CDには、ライナーノーツは一切なく、フリーマン自身による短いコメントが記載されていたので、訳してみた。なお、本作の録音はレーガン大統領の時代である。

When spirits in the past travel through the present to the future Embracing Oneness ... realizing God's purpose in life's cycle when the elements are right and the magic happens, let Destiny Dance. God is greater than all.(過去の魂が現在から未来へと旅すれば、包み込まれた和の道へと導いてくれる。神が人々に望んでいるのは、正義のあり方と、人知を超えた力が起きる事。運命を賭けて踊ろう。神に背いてはならないのだ)

1. Destiny's Dance
2. Same Shame
3. Crossing The Sudan
4. Wilpan's Walk
5. Embracing Oneness
6. C & M

Chico Freeman - tenor saxophone, bass clarinet
Wynton Marsalis - trumpet (tracks 1,3,4,6)
Bobby Hutcherson - vibraphone
Dennis Moorman - piano (tracks 1,4,6)
Cecil McBee - bass
Ronnie Burrage - drums
Paulinho Da Costa - percussion (track 4)

Recorded on October 29 & 30, 1981 at Ocean Way Recording, Hollywood, CA.

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