Johnny Griffin / Studio Jazz Party

CD帯から。「スタジオをパーティ会場に仕立てて録音した、ユニークなセッション盤。和気あいあいとした雰囲気の中、グリフィンが脂の乗り切った骨太なプレイを披露する」。英文ライナーノーツを読むと、「友人や仲間のミュージシャンなどに招待状を送り、飲み物や食べ物を用意した。グリフィンの友人であるバブス・ゴンザレスが進行役」とある。ジャケットの写真を見ると、招待されたのは20人前後だろうか。プロデューサーはオリン・キープニュース。

グリフィンのディスコグラフィーによると、リーダーアルバムでは最初のライブ演奏。キープニュースは、グリフィンのライブアルバムを作りたかったのだろう。だが、適当なクラブが見つからずスタジオライブを思い付いた。そんな気がする。観客同士は知り合いも多かったはずで、和気あいあいの雰囲気は分かるが、スタジオ録音なので無駄な反響音がなく、その事が災いして「熱さ」があまり伝わってこない。

1. Party Time
2. Good Bait
3. There Will Never Be Another You
4. Toe-Tappin'
5. You've Changed
6. Low Gravy

Johnny Griffin - tenor saxophone
Dave Burns - trumpet
Norman Simmons - piano
Victor Sproles - bass
Ben Riley - drums
Babs Gonzales - announcer

Recorded on September 27, 1960 in NYC.

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