Bill Evans / Undercurrent

ピアノとギターのデュオの最高峰。というか、この組み合わせのアルバムで他に所有するのは、元岡一英と橋本信二のアルバムI'll Remember Aprilしかなかった。特質が似た楽器同士なので、デュオ作品は少ないのだろう。互いに主張し過ぎるとデュオの意味がなくなるし、譲り合っていればそれぞれの楽器の特性を活かせない。ビル・エバンスとジム・ホールは、曲の流れを創り出すことに集中している。

つまり、二人はアルバム全体を通してUndercurrent(底流)でつながっているのだ。その流れの上にピアノとギターが緩やかに漂っている。LPでは青が基調のモノトーンのジャケットだったが、なぜか購入したCDでは黒の基調に変わってしまった。自分の中では、ブルーのイメージのアルバムが黒く濁ってしまった感じなのだ。

1. My Funny Valentine
2. I Hear A Rhapsody
3. Dream Gypsy
4. Romain
5. Skating In Central Park
6. Darn That Dream

Bill Evans - piano
Jim Hall - guitar

Tracks 1, 3 - 6
Recorded on May 14, 1962 at Sound Makers, NYC.
Track 2
Recorded on April 24, 1962 at Sound Makers, NYC.

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