このアルバムがスイングジャーナルの新譜紹介に掲載されたのは、2006年に入ってからだったと思う。ボブ・ディランの曲をジャズ風にということで、仕事で外出の途中に秋葉原の石丸電気SOFT本店へ入ってみた(その頃は、CDはレコード店で買う時代だった)。グループ名を覚えていなかったので、店に置いてあったスイングジャーナルを定員に見せて「このCDありますか?」と尋ねたら、探し出してくれたのだ。それ以来、このグループにはまってしまった。Kelly Flintのボーカル、独特のグループサウンド。
国内盤CDの帯には、このグループを「ニューヨークをベースに活躍するオーガニック・ジャズ・ユニット」と書かれている。このアルバムをきっかけに、彼らの過去のアルバムを4枚続けて購入。しかし、このSimple Twist Of Fate(運命のひとひねり)が、実質的に最後のアルバムになってしまった。Dave's True Storyの活動期間は1994年から2007年。オーガニックだけでは長続きは難しく、時には「不健康ジャズ」にも手を出すべきだったのかも知れない。
1. Simple Twist Of Fate
2. You're A Big Girl Now
3. Just Like A Woman
4. I Want You
5. If Dogs Run Free
6. It's All Over Now, Baby Blue
7. You're A Big Girl Now [alternative mix]
8. Just Like Tom Thumb's Blues
9. Simple Twist Of Fate [radio edit]
10. You're A Big Girl Now [radio edit]
11. It's All Over Now, Baby Blue [radio edit]
12. Blood & Bone
Kelly Flint - lead vocals
Dave Cantor - guitar, vocals
Jeff Eyrich - upright bass, backing vocals
Rich Zukor - drums, percussion
Michael Ross - organ, guitar
Steve Cardenas - guitar
Carmen Yates - guitar, backing vocals
Released in Fall 2005.