Chico Freeman / No Time Left

原盤はイタリアのレーベルBlack Saintからリリース。国内盤LPは、ディスクユニオンのレーベルDIWから80年代半ばに発売された。ライナーノーツは悠雅彦氏で1983年3月1日付けとなっている。最近、低価格の輸入盤(フランス製)中古CDを見つけて手に入れた。

自分の中では、チコ・フリーマンは、もっとエネルギッシュは印象があった。しかし、改めてこのアルバムを聴き直すと、曲の構成を優先している感じだ。4人のプレイヤーが互いにぶつかり合ってはいるものの、パンチが浅い。「起承転結」の「転び」が「転がり落ちて」いない。用意したスコアが出来過ぎだったのかも知れない。

1. No Time Left
2. Uhmla
3. Circle

Chico Freeman - soprano saxophone, tenor saxophone, bass clarinet
Jay Hoggard - vibraphone
Rick Rozie - bass
Famoudou Don Moye - drums

Recorded on June 8 & 9, 1979 at Fontana Studios, Milano.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です