チャーリー・ヘイデンとハンプトン・ホーズが共演したアルバムは3枚。1975年8月録音のアート・ペッパーのアルバムLiving Legend、76年6月から12月に録音したヘイデンのアルバムGolden Number、そして本作。Golden Numberは、ヘイデンと4人のプレイヤーとのデュオ。その中の一人がホーズで、コールマン作のTurnaroundを演奏。録音日は本作と同じ76年8月21日。つまり、同じ音源を2つのアルバムでリリース。Golden NumberはHorizonレーベルから77年、本作はHorizon から独立したArtists Houseレーベルから78年。
ヘイデンとホーズ、そしてコールマンがライナーノーツで本作について述べている。ホーズは「チャーリーと僕は何度も長年に渡って、小さなクラブや人の家や、時には誰もいない部屋で二人だけで、一緒に演奏してきたが、二人でやったデュオのレコードは、これが初めてである。チャーリー、君は素晴らしいよ、この喜びは僕のものだよ」と、77年4月12日付けで感謝を表している。その約1ヶ月後の5月22日、脳出血でホーズは急死。48歳。
1. Irene
2. Rain Forest
3. Turnaround
4. As Long as There's Music
5. This Is Called Love
6. Hello / Goodbye
7. Irene [alternate take]
8. Turnaround [alternate take]
9. As Long as There's Music [alternate take]
Charlie Haden - bass
Hampton Hawes - piano
Tracks 1, 6 & 7
Recorded on January 25, 1976 at Kendun Recorders, Burbank, CA.
Tracks 2 - 5, 8 & 9
Recorded on August 21, 1976 at Village Recorders, Los Angeles, CA.