Stanley Turrentine / Common Touch

ブルーノートの創立85周年を記念した、日本独自企画の最新リイシュー・シリーズ。そのカタログを閲覧したら、次のような商品解説。『スタンリー・タレンタイン&シャーリー・スコット夫妻が、息の合ったハーモニーを聴かせる60年代後半の快作。ボブ・ディランの「風に吹かれて」のカヴァーに注目。豪快なトーンでテーマをブロウするタレンタインに、シンプルかつ軽快なスコットのオルガンが好ましく絡む。ファンキーな「バスター・ブラウン」もオススメ』。

所有するアルバムの中で、ジャズ畑へ持ち込まれたディランの作品は、キース・ジャレットのMy Back Pages、チャールス・ロイドのMasters Of Warのみだった。まさか、タレンタインがBlowin' In the Windを演奏するなどとは想像もしなかった。本作を迷わず購入して、さっそく聴いてみると、原曲をそのままブルージーな感じに仕上げているだけ。ちっとも「風に吹かれてイナイ」。

1. Buster Brown
2. Blowin' In the Wind
3. Lonely Avenue
4. Boogaloo
5. Common Touch
6. Living Through It All

Stanley Turrentine - tenor saxophone
Shirley Scott - organ
Jimmy Ponder - guitar
Bob Cranshaw - electric bass
Leo Morris - drums

Recorded on August 30, 1968 at Ruby Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, New Jersey.

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