Cannonball Adderley / Complete Live In Tokyo 1963

1963年7月、キャノンボール・アダレイの初来日公演。メンバーはナット・アダレイ、ジョー・ザヴィヌル、サム・ジョーンズ、ルイス・ヘインズ。そして、マルチリード奏者のYusef Lateef(ユセフ・ラティーフ)まで連れて来て、フロント3管のセクステット。所有アルバムの中では、ラティーフはミンガスPREBIRDでエリック・ドルフィーと共に参加している。

輸入盤CDのライナーノーツはLawrence Steelが担当(2015年付け)。オリン・キープニュースのレビューを引き合いに出している。「日本の観客は演奏の進行に従い、アメリカの群衆のように大声で叫ぶようなことはない。ソロの間は静かにしているが、その終わりには打って変わって爆発。そして、コンサートの後には彼らのサインをもらうために列に並ぶんだ。サム・ジョーンズは、まるで映画スターになったようだと知らせてくれた」。来日し映画スター扱いされた6人組。2枚組全19曲は当然ながら熱演。ところで、ボビー・ティモンズ作のThis HereがDis Hereとジャケットには表記され、キープニュースもDisと書いている。この曲は、59年10月録音のアルバムCannonball San Franciscoにも収録。This Hereである。

Disc 1
1. The Jive Samba
2. Bohemia After Dark
3. Work Song
4. Angel Eyes
5. Easy To Love
6. P Bouk
7. Dizzy's Business
8. Dis Here (This Here)
9. Primitivo
10. Work Song #2

Disc 2
1. Autumn Leaves
2. The Weaver
3. Bohemia After Dark #2
4. Nippon Soul
5. Brother John
6. Come Sunday
7. Tengo Tango
8. Easy To Love #2
9. The Jive Samba #2

Cannonball Adderley - alto saxophone
Nat Adderley - cornet
Yusef Lateef - tenor saxophone, flute, oboe
Joe Zawinul - piano
Sam Jones - bass
Louis Hayes - drums

All tracks recorded live in Tokyo, Japan.
Disc 1, tracks 1 - 6: July 7, 1963, NTV Studios.
Disc 1, tracks 7 - 10: July 9, 1963, Koseinenkin Hall.
Disc 2, tracks 1 - 3: July 14, 1963, Sankei Hall.
Disc 2, tracks 4 - 9: July 15, 1963, Sankei Hall.

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