連載記事「ジャイアンツが愛したジャズ名曲名演決定盤」の第11回はマイルス・デイビス。
So What / Walkin' / In a Silent Way / All Blues / TUTU
以上がBEST 5。「ジャイアンツが愛した・・・」というのは、どうかなと思ってしまう。マイルスにとってのSo Whatなんて、落語で言えばマクラに過ぎない。この頃のスイングジャーナルは、ジャズの聴き方を従来とは違う切り口で分析しようとしていた。つまり、新たな時代を担うジャイアンツが出て来なかったから。ジャズメディアとしては、きつい時代だったはず。で、マイルス達に頼るしかなかった。