スイングジャーナル 1966年12月号

表紙はコールマン・ホーキンス。連載記事「ジャズの巨人」でホーキンスが取り上げられている。特集記事は、創刊20周年記念企画「日本のジャズ界20年のあゆみ」。久保田二郎、いソノ・てルヲ、ジョージ・川口、松本英彦による座談会。スイングジャーナルの創刊は1947年(昭和22年)1月。記事下の年譜に「B6版表紙〈ビング・クロスビー〉とも24頁定価20円」と書いてある。

インパクトがあったのは、1953年(昭和28年)5月にビッグ・フォーを結成。ジョージ・川口、松本英彦、中村八大、小野満。破格のギャラを稼ぎ、その全てを使い切ったという内容が非常に面白い。ギャラは現金の前払いだったらしい。ユニフォームに札束をねじ込んで舞台に上がったそうだ。

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