Sabu / Palo Congo

ブルーノートの中で、最もブルーノートらしくないアルバム。完璧なアフロキューバンである。何故にそんなアルバムを購入したかと言えば、怖いもの見たさ的な出来心。自分がアフロキューバンへたどり着くには、ライ・クーダーのルートぐらいしかない。ところが、ブルーノートが誘ってくれた。限定盤1,100円ならば、まずいランチに出くわしてしまったと諦められる価格である。食わず嫌いも良くないので…。で、食後の感想。アルセニオ・ロドリゲスが弾く3弦ギターなるトレスを知ったことが大きな収穫。

CD帯から。「ラテン・パーカッションの異才がキューバの至宝アルセニオ・ロドリゲスを迎えて放った祝祭的傑作。ブルーノート1500番台の大珍盤ながら、ラテン・ファン必携の超幻の大名盤」。ちなみに、Sabu(サブー)とは、リーダーのルイ・マルティネスのニックネーム。ここでは、セッション・グループの代名詞的な位置付けになっている。

1. El Cumbanchero
2. Billumba-Palo Congo
3. Choferito-Plena
4. Asabache
5. Simba
6. Rhapsodia Del Maravilloso
7. Aggo Elegua
8. Tribilin Cantore

Louis "Sabu" Martinez - congas, bongos, vocals
Arsenio Rodriguez - congas, tres, vocals
Raul "Caesar" Travieso - congas, vocals
Israel Moises "Quique" Travieso - congas
Ray "Mosquito" Romero - congas
Evaristo Baro - double bass
Willie Capo - vocals
Sarah Baro - vocals

Recorded on April 27, 1957 at Manhattan Towers, NYC.

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