モントルーのライブ演奏。圧巻はブルー・ボッサ。割れんばかりの拍手。正確なデータは分からないが、ステージの最終曲だったのだろう。ブルー・ボッサは、学生時代のジャズ研で何度も演奏した曲。いつかやりたいと思っていた聴き比べ。ケニー・ドーハムの作でありながら、彼はジョー・ヘンダーソンのアルバムPage Oneで一度トランペットを吹いただけ。自作ながら、トランペット向きでないと判断したのだろうか。アート・ファーマーはフィル・ウッズと共演したアルバムWhat Happens?でこの曲を吹いたが、ファーマーはウッズに助けられている感じ。
デクスター・ゴードンは、強力なバック(バリー・ハリス、サム・ジョーンズ、アル・フォスター)を従えて、アルバムBiting The Appleに収録。リズムとスピードは、ジャズ研で演奏していた頃にぴったり。そして、ミッシェル・カミロ。アルバムLive at the Blue Noteで、ピアノトリオの合間にソロピアノを軽く披露。ブルー・ボッサが入っている所有するアルバムは、録音年代順に以下の通り。
Joe Henderson - Page One / June 1963
Art Farmer - What Happens? / October 1968
Dexter Gordon - Biting The Apple / November 1976
Tommy Flanagan - Montreux '77 / July 1977
Michel Camilo - Live at the Blue Note / March 2003
1. Barbados
2. Medley: Some Other Spring / Easy Living
3. Medley: Star Crossed Lovers / Jump For Joy
4. Woody'n You
5. Blue Bossa
6. Heat Wave
Tommy Flanagan - piano
Keter Betts - bass
Bobby Durham - drums
Recorded on July 13, 1977 at Montreux Jazz Festival, Casino De Montreux, Switzerland.