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1975年録音に限ると、キースのThe Köln Concert、マイルスのAghartaとPangaea、そしてマッコイのTridentがベスト。Tridentはピアノトリオだが、少人数オーケストラのような印象を受ける。それは、チェンバロ(ハープシコード)やチェレスタの鍵盤楽器によるところが大きい。
1曲目のイントロからドキドキ感があり、組曲的にアルバム全6曲を聴くと、体の疲れがすーっと抜ける感じ。そして、コルトレーンのImpressionsを選曲したことに注目。ピアノトリオでこのモード曲を取り上げることは少ないはず。所有する全アルバムを調べたところ、やはりTridentのみであった。マッコイとしては、そんなことは話題にして欲しくないので、ひっそりと5曲目に入れたのだろうか。
1. Celestial Chant
2. Once I Loved
3. Elvin (Sir) Jones
4. Land Of The Lonely
5. Impressions
6. Ruby, My Dear
McCoy Tyner - piano, harpsichord, celeste
Ron Carter - bass
Elvin Jones - drums
Recorded on February 18 & 19, 1975 at Fantasy Studios, Berkeley, CA.
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