五つの赤い風船 / フォーク・アルバム第1集

LPでまだ所有しているアルバム。見開きのジャケット。中に両面の歌詞カード2枚が組み込まれている。使われている10枚ほどの写真は新宿西口。この写真の頃は、中学生になったばかり。ちょっと遊びに行く場合は、中野駅のブロードウェイ。まだサンプラザはなかった。このレコードも中野で買ったはずだ。中野になかったのは電子部品屋。その時は、新宿を越えて秋葉原によく行った。

やがて、趣味がラジオ工作からフォークソングにシフトしていったのは、このアルバムが一つのきっかけになった気がする。フォークギターは持っていたが、オートハープを購入したのだ。この楽器は、「遠い世界に」で効果的に使われている。オートハープは、ボタンを押せば簡単にコードが弾ける弦楽器。たしか36本の弦があって、チューニングが大変だった。大学進学の時、この楽器は友人へ渡してしまった。理由はちゃんと覚えていないが、大学に行ったらジャズをやる!と決めたからかもしれない。なお、本作はCD化されているが、廃盤同様で非常に高価で手が出ない。

1. 恋は風に乗って
2. 遠い空の彼方に
3. 血まみれの鳩
4. もしもボクの背中に羽根が生えてたら
5. 一つのことば
6. 遠い世界に
7. まぼろしのつばさと共に
8. 時計
9. 母の生まれた街
10. 一滴の水
11. おとぎ話を聞きたいの

西岡たかし / 長野隆 / 藤原秀子 / 東祥高

五つの赤い風船 / おとぎばなし

中学2年生の頃、「遠い世界に」を知った。そこから五つの赤い風船、吉田拓郎、ボブ・ディラン、キース・ジャレット、マイルス・デイビス、ジョン・コルトレーンへとつながっていった。このアルバムには、「遠い世界に」は入っていないが、今でも新鮮な曲ばかり。鳥取県民謡「貝殻節」を除いて、全て西岡たかしの作詞・作曲。

このアルバムを購入したのは、恐らく1970年。見開きのジャケットで1,500円。CD化はされているが、プレミアムが付いてしまい安価なCDは出回っていない。

1. 私は深い海にしずんだ魚
2. 青い空の彼方から
3. 貝殻節
4. めし屋
5. 一滴の水
6. まぼろしのつばさと共に
7. 叫び
8. 時計
9. まるで洪水のように
10. 母の生れた街
11. おとぎばなしを聞きたいの
12. 唄

西岡たかし - 唄、ギター、ヴァイブ、ピアノ、チェレスタ、リコーダー、ハーモニカ、詩
中川イサト - 唄、ギター
藤原秀子 - 唄、オルガン
長野隆 - 唄、ベース
木田高介 - ドラム
つのだ・ひろ - ドラム、コンガ
谷野ひとし - ベース

録音 1969年7月2, 3, 4日

井上陽水 / UNITED COVER

このアルバムが何故に我が家にあるのか、どうにも思い出せない。以下は商品説明から。「昭和を代表する名曲の数々を井上陽水が独自の解釈と世界観をもって歌いあげた2001年5月発表のカバー・アルバムUNITED COVER。発売当時は珍しかったカバー・アレンジ、そのカバー・ブームの先駆け草分けとなった伝説の一枚」。カバー・アルバム、カバー・アレンジ、カバー・ブーム。極めてしつこいのだ。

1. 蛍の光
2. コーヒー・ルンバ
3. 花の首飾り
4. 旅人よ
5. 銀座カンカン娘
6. サルビアの花
7. 東京ドドンパ娘
8. ウナ・セラ・ディ東京
9. 嵐を呼ぶ男
10. 誰よりも君を愛す
11. ドミノ
12. 星のフラメンコ
13. 月の沙漠
14. 手引きのようなもの

発売 2001年5月30日