スイングジャーナル 2008年7月号

ウエイン・ショーターの名曲名演ベスト5の記事。Footprints, Sanctuary, Elegant People, Lester Left Townという結果。いずれもショーターのオリジナル。

納得感はあるのだが、他のミュージシャンがこれらの曲をどれだけ演奏しているかも大事だと思う。各曲の解説の中では、そんな分析もしているので興味深い。

スイングジャーナル 2008年6月号

ボサノバ誕生50周年という記事。ジョアン・ジルベルトのシングル『想いあふれて』が大ヒットした1958年が起点だそうだ。

ボサノバのブームを作ろうという仕掛けが臭ってくる。結局のところ、一過性だった感じ。というか、瞬間的に終わったのではないだろうか。

スイングジャーナル 2008年5月号

テオ・マセロ追悼の記事。2008年2月19日に永眠。彼がいなかったら、マイルスの『カインド・オブ・ブルー』は世に出なかった。そして『ビッチェズ・ブリュー』も。

テオ・マセロの功績は計り知れないほど大きい。そう考えると、最近のジャズの低迷はミュージシャン側ではなく、プロデューサー側にあると言える。最低なのがヴィーナスレコードだな。