Bob Dylan / Documentary Series EXTRA - In His Own Words [DVD]

『ボブ・ディラン・ドキュメンタリー・シリーズEXTRA』。副題『ザ・インタビュー』。本編100分。タイトル通りで、ディランが歌う姿は一切映し出されない。ディランの発言。「必要なときにはディランになるが、それ以外は自分でいる」、「僕はずっと昔に運命と契約して、その責任を果たしているのさ」。以下は、商品説明から(発売:2018年1月10日)。

「ノーベル文学賞受賞後、その一挙手一投足が連日報道されながらも沈黙を守り続けていた孤高の吟遊詩人=ボブ・ディラン。インタビュー・取材を拒否し続けてきたディランの貴重な記者会見・インタビューを多数収録した、これぞマニア驚愕の作品! 幻の出演映画〈ハーツ・オブ・ファイヤー〉(87)の記者会見やグラミー賞授賞式のスピーチ(91)、TV番組出演時の貴重な映像が満載」。

Bob Dylan / Documentary Series Vol.4 - Never Ending Narrative [DVD]

『ボブ・ディラン・ドキュメンタリー・シリーズVol.4』。副題『1990-2006 終わりなき旅』。本編105分+音声特典34分。国内販売は2018年1月10日であるが、2008年のイギリス作品。下記の商品説明には「復活劇」とあるが、真の復活は、2012年録音のアルバムTempestだと思っている。

「不遇の80年代を乗り越え、再び偉大なる復活を遂げたディランの終わりなき旅。試行錯誤の中で新作を次々とリリースし、グラミー賞やアカデミー賞を受賞しても、〈ネヴァー・エンディング・ツアー〉と呼ばれるライブのためにディランは絶えることなく世界各地を巡る。〈アンダー・ザ・レッド・スカイ〉からグラミー賞最優秀アルバム賞となった〈タイム・アウト・オブ・マインド〉、そして各賞を独占した〈モダン・タイムズ〉までの全アルバム&主要曲レビュー/各授賞式ライブ映像と共にディラン復活劇を再検証する」。

Bob Dylan / Documentary Series Vol.3 - Both Ends Of The Rainbow [DVD]

『ボブ・ディラン・ドキュメンタリー・シリーズVol.3』。副題『1978-1989 信仰と混迷の時代』。本編132分+映像特典8分。そんな混迷の時代でも、ディランらしい歌が生まれたのも事実。このビデオは、その時代のディランの正と負の側面を見事に捉えている。だが、それにはディランが歌ってきた歌詞を理解していないとキャッチできない。つまり、ディラン研究ビデオなのである。以下は、商品説明から(発売:2017年12月6日)。

「初来日公演を起点としたワールド・ツアー終盤の1978年暮れ、神の啓示を受けたディランはキリスト教へ改宗、自らの作品も宗教色の強いものへと変わっていった。ゴスペル三部作〈スロー・トレイン・カミング〉〈セイヴド〉〈ショット・オブ・ラヴ〉から〈オー・マーシー〉まで、これまで語られることの少なかったディラン苦悩の時代を数多くの貴重映像・音源と共に関係者が鋭く斬る」。