Modern Jazz Quartet / Django

ギタリストDjango Reinhardt(ジャンゴ・ラインハルト)は、1953年5月16日に43歳で他界。翌54年12月、MJQはジョン・ルイス作のDjangoを録音。その後、準スタンダード曲となった。ジョー・パス、レイ・ブライアント、ソニー・ロリンズなどが本曲を録音している。「準」というのは、MJQによる演奏の印象が強すぎるためだ。

このアルバム『ジャンゴ』は都会的であり洗練されていて、予定調和の世界。つまり、どこにもケチをつけようがないアルバム。完成されたアルバムと言えるのだが、聴くたびに新しい発見がある訳ではない。

1. Django
2. One Bass Hit
3. La Ronde Suite
4. The Queen's Fancy
5. Delauney's Dilemma
6. Autumn In New York
7. But Not For Me
8. Milano

Milt Jackson - vibraphone
John Lewis - piano
Percy Heath - bass
Kenny Clarke - drums

Tracks 1, 2 & 8
Recorded on December 23, 1954 at Rudy Van Gelder Studio, Hackensack, New Jersey.

Tracks 3
Recorded on January 9, 1955 at Rudy Van Gelder Studio, Hackensack, New Jersey.

Tracks 4 - 7
Recorded on June 25, 1953 in NYC.

Modern Jazz Quartet / Modern Jazz Quartet

モダン・ジャズ・カルテットと名乗る前の録音。彼らの正式なディスコグラフィーを見ると、1952年12月22日からMJQは始まっている。このアルバムは、3つのセッションから構成。はじめの2つのセッションは、MJQのオリジナルメンバーではなく、9曲目の「朝日のようにさわやかに」のセッションからオリジナルになる。

ところが、安価な中古CDを見つけたので購入したところ、曲順がバラバラ。LPの時は、A面とB面でバランスを取るために、やむなくセッションを無視して配置することがよくあった。CD化で曲順を入れ替えた意図が全く分からない。さらにジャケット裏。パーシー・ヒースとケニー・クラークはスーツから普段着に。クラークの表情もジャケット表と若干異なる。で、ネットで調べたところ、ジャケット裏がオリジナルだったようだ。MJQと名乗ってから再発した時に、カラーに塗られ、二人はスーツ姿に。SAVOYレーベルらしい、いい加減さがここに発揮。

1. Milt Meets Sid / CD track 4
2. D & E / 6
3. Yesterdays / 10
4. Between The Devil And The Deep Blue Sea / 12
5. Autumn Breeze / 3
6. Moving Nicely / 5
7. 'Round Midnight / 11
8. Bluesology / 9
9. Softly, As In A Morning Sunrise / 1
10. Love Me Pretty Baby / 2
11. Heart And Soul / 7
12. True Blues / 8

Tracks 1 - 4
Milt Jackson - vibraphone
John Lewis - piano
Ray Brown - bass
Kenny Clarke - drums
Recorded on August 24, 1951.

Tracks 5 - 8
Milt Jackson - vibraphone
John Lewis - piano
Percy Heath - bass
Al Jones - drums
Recorded on September 18, 1951.

Tracks 9 - 12
Milt Jackson - vibraphone
John Lewis - piano
Percy Heath - bass
Kenny Clarke - drums
Recorded in April 1952.

Miroslav Vitous / Infinite Search

LPのアルバム装丁は凝っていた。ジャケットの中央が窓になっていて、見開くと黒を背景にヴィトウスの顔全体の写真。タイトルInfinite Search(邦題:限りなき探求)を象徴するようなアイデアであった。残念ながら、CDのジャケットにはそのカラクリはない。LPをいつ購入したかは、はっきりと覚えていない。大学のジャズ研に入ってウッドベースを始めた頃、ヴィトウスのベースは凄いぞ!と先輩から聞いたのがきっかけだった気がする。それまでは、いわゆる4ビートジャズを中心に聴いていたが、ヴィトウスのベースを聴いて、正直ぶったまげた。ベースがリズムセクションではなく、フロントに位置している。特に、1曲目のFreedom Jazz Danceでは、ベースでこの難解なメロディーを演奏。

所有するアルバムの中で、Freedom Jazz Danceが収録されているのは、録音順に以下の6枚。フィル・ウッズの健闘?が光るが、ヴィトウスのベースを超えるアルバムにはまだ出会っていない。

・Miles Smiles / Miles Davis (October, 1966)
・Alive And Well In Paris / Phil Woods (November, 1968)
・Woods Notes / Phil Woods (1969)
・Infinite Search / Miroslav Vitous (November, 1969)
・At The Frankfurt Jazz Festival / Phil Woods (March, 1970)
・KJLH / The Great Jazz Trio (October, 1977)

1. Freedom Jazz Dance
2. Mountain In The Clouds
3. When Face Gets Pale
4. Infinite Search
5. I Will Tell Him On You
6. Epilogue
7. Cérečka

Joe Henderson - tenor saxophone
John McLaughlin - guitar
Miroslav Vitous - bass
Herbie Hancock - piano
Jack DeJohnette - drums
Joe Chambers - drums

Recorded in November 1969 in NYC.