Ramsey Lewis / The In Crowd

1966年にグラミー賞を受賞した大ヒットアルバム。改めて収録曲を調べると、ラムゼイ・ルイス作の曲は一つもない。ファンキー・ジャズ、もしくはソウル・ジャズと言われているアルバムでは、リー・モーガンの『ザ・サイドワインダー』、ルー・ドナルドソンの『アリゲーター・ブーガルー』を思い付くが、それらのタイトル曲は、彼ら自身で作曲している。一方のラムゼイ・ルイスは、自分に合った素材を集めてどう仕上げるかに力点を置いているようだ。素材としてテネシー・ワルツまで持ち込んでいる。ジャズ・ボーカルは別として、この曲をピアノトリオで演奏するのは極めて珍しい。料理人ラムゼイ・ルイス。

1. The "In" Crowd
2. Since I Fell For You
3. Tennessee Waltz
4. You Been Talkin' 'Bout Me Baby
5. Love Theme From Spartacus
6. Felicidade (Happiness)
7. Motherless Child
8. Come Sunday
9. Party's Over

Ramsey Lewis - piano
Eldee Young - bass, cello
Red Holt - drums

Recorded on May 13, 14 & 15, 1965 at The Bohemian Cavern, Washington, D.C.

Ralph Peterson / V

ブルーノートの姉妹レーベルとして1988年に日本で発足したsomethin'elseの第1回新譜。その後、このレーベルがどうなっているかと改めて調べたところ、2013年創立25周年の情報を入手できたが、それまでだったようだ。

このアルバムを購入した時、90年代へ向けてのジャズの新しい息吹を感じたのだが、ある種の不安もあった。エキサイティングであり、楽器のバランスも良く、緊張感もある。だが、ジャズという音楽に対しての「飢え」を感じなかった。「創作」であって「創造」でないような…。このアルバムが売れないと、アパート代払えないとか、飲み屋のツケがやばいとか、楽器を質屋に入れるしかないとか。「良質」のジャズを提供しよとしたsomethin'elseだったのだろうが、ジャズはそもそも「不良」なのだ。

1. Enemy Within
2. Monief
3. The Short End Of The Stick
4. Soweto 6
5. Viola's Dance
6. Bebopskerony

Steve Wilson - alto saxophone, soprano saxophone
Terence Blanchard - trumpet
Geri Allen - piano
Phil Bowler - bass
Ralph Peterson - drums

Recorded on April 19 & 20, 1988 at A&R Recording, NYC.

ザ・ピーナッツ / 決定版! ザ・ピーナッツ

ザ・ピーナッツ(The Peanuts)、キャンディーズ(Candies)、ピンク・レディー(Pink Lady)。ふと思ったが、何故にLadiesではなかったのだろうか。

さて、ピーナッツが活躍したきっかけは、「ザ・ヒットパレード」への出演だったと思う。その期間は、1959年6月から70年3月まで。続いて61年6月から72年10月までの「シャボン玉ホリデー」。この頃がテレビの全盛期と言える。

5曲目はベートヴェンの「エリーゼのために」をアレンジ。11曲目の「大阪の女」は、まさしく演歌。13曲目の「さよならは突然に」は1972年発表、17曲目の「情熱の砂漠」は1973年発表。どちらもポップで70年代の感覚。一転して、18曲目は「ウナ・セラ・ディ東京」。1963年発表なので、自分が小学生低学年の頃。「ウナ・セラ・ディ」って何だろうと漠然と思っていた。

1. 恋のバカンス
2. 恋のフーガ
3. 恋のオフェリア
4. 若い季節
5. 情熱の花
6. 指輪のあとに
7. 可愛い花
8. ふりむかないで
9. 手編みの靴下
10. 心の窓にともし灯を
11. ローマの雨
12. 大阪の女(ひと)
13. さよならは突然に
14. 気になる噂
15. お別れですあなた
16. サンフランシスコの女(ひと)
17. 情熱の砂漠
18. ウナ・セラ・ディ東京
19. 愛のフィナーレ
20. 東京の女(ひと)

発売 1998年10月23日