Stevie Wonder / Ballad Collection

大晦日。そして、感染拡大が止まらない状況にあって、バラードをゆったりと聴きたくなった。このバラード集には、いくつかのバージョンがあって収納曲が若干異なるようだ。所有するバージョンは国内編集。5曲収録のDisc 2そのものがボーナスとなっている。「心に火を灯す」というテーマで、CFのために書き下ろしたTo Feel The FireがDisc 1の最後に、そのゴスペル仕立てがDisc 2の最初に配置という心憎い構成。

Disc 1
1. You Are The Sunshine Of My Life
2. My Cherie Amour
3. Golden Lady
4. You And I (We Can Conquer The World)
5. If Ever
6. Too Shy To Say
7. All In Love Is Fair
8. For Your Love
9. Never Dreamed You'd Leave In Summer
10. If It's Magic
11. Overjoyed
12. Send One Your Love
13. Kiss Lonely Good-Bye
14. Love's In Need Of Love Today
15. Ribbon In The Sky
16. Stay Gold
17. Lately
18. To Feel The Fire

Disc 2
1. To Feel The Fire [Gospel Version]
2. Angie Girl
3. Do I Love Her
4. Yester-me, Yester-you, Yesterday
5. Think Of Me As Your Soldier

Released in 1999.

Steve Lacy / The Forest And The Zoo

このアルバムは昔から知っていた。しかしながら、中古レコード漁りをしていた頃に一度も出会わず、ジャズ喫茶でも聴いたことがなかった。常に参考にしている後藤雅洋氏の著書にも出て来ない。結局のところ、いつの間にか忘れてしまったアルバム。ところが、Amazonで安価な中古CDを偶然見つけて手に入れた。

スティーヴ・レイシーは一度だけライブを聴いたことがある。1983年9月、増上寺ホールでの富樫雅彦とレイシーのデュオ。このアルバムは、それより17年前のブエノスアイレス「音響・映像実験センター」でのライブ演奏。どのようなコンサートだったのかはよく分からない。演奏は2曲のみ。「森」と「動物園」。CDの演奏時間は前者が20分56秒、後者が20分57秒。テープにハサミを入れたのか、LPにきちっと収める「実験センター」での実験だったのか。いずれにしても、不自由なフリージャズである。

1. Forest
2. Zoo

Steve Lacy - soprano saxophone
Enrico Rava - trumpet
Johnny Dyani - bass
Louis Moholo - drums

Recorded on October 8, 1966 at Instituto Di Tella Centro de Experimentation Audio-Visual, Buenos Aires, Argentina.

Stanley Cowell / Brilliant Circles

CD帯から。「ジャズの伝統を踏まえながらも常に革新に挑み続け2020年12月に惜しくもこの世を去ったピアニスト、スタンリー・カウエルのダウンビート誌国際批評家新人賞を獲得した初リーダーアルバム!」。ちなみに、私の誕生日である12月17日に79歳で旅立っていった。

Wikipediaの批評によると「挑戦的なレパートリーは、高度なハードバップとアバンギャルドの中間で、才能ある参加メンバーが常にクリエイティブな演奏をしている」とある。確かにその通り。カウエルは黒子に徹している感じで、ヴァイブを含めたフロント陣を見事にコントロールしている。タイトル曲のみがカウエルの作品。それ以外は、フロント陣がそれぞれ持ち寄っていることも、その証拠だ。

1. Brilliant Circles
2. Earthly Heavens
3. Boo Ann's Grand
4. Bobby's Tune
5. Musical Prayers
6. Brilliant Circles [alternate take]

Woody Shaw - trumpet, maracas
Tyrone Washington - tenor saxophone, flute, clarinet, maracas, tambourine
Bobby Hutcherson - vibraphone
Stanley Cowell - piano
Reggie Workman - bass, electric bass
Joe Chambers - drums

Recorded on September 25, 1969 at Olmsted Sound Studios, NYC.