1990年7月2日のモントリオール・ジャズ・フェスティバルでのライブ演奏。発売は2014年9月30日。なぜに15年近くも録音テープは眠っていたのか。ジム・ホールは13年12月10日に83歳で、チャーリー・ヘイデンは14年7月11日に76歳で他界。二人を追悼するため、テープの発掘作業をしたのかと思った。しかし、Ethan Iverson(イーザン・アイヴァーソン)による英文ライナーノーツの日付は14年4月7日。
パット・メセニーの14年3月22日付けのコメントもある。 "What a treat it is to hear two of my heroes and my two favorite personal duet partners playing in a setting like this! This is a recording for the ages." 「自分の2人のヒーロー、大好きなデュエット・パートナーのこんなセットでの演奏が聴けるなんて、なんと素晴らしい。時代を超えた録音だ」。さらに、ジム・ホールを含めた多くの人への14年付けでのヘイデンの謝辞が書かれている。つまり、ヘイデンがホールを追悼するためにアルバムを企画し、完成にたどり着いたものの、発売前に亡くなったということなのだろう。
1. Bemsha Swing
2. First Song
3. Turnaround
4. Body & Soul
5. Down From Antigua
6. Skylark
7. Big Blues
8. In The Moment
Charlie Haden - bass
Jim Hall - guitar
Recorded on July 2, 1990 at The Montreal International Jazz Festival.