Jim Hall / Alone Together

所有するギターとベースのデュオアルバムは4枚。本アルバム以外の3枚はチャーリー・ヘイデン名義で、その中の1枚はジム・ホールとのデュオ(1990年7月のモントリオール国際ジャズ・フェスティバルでのライブ)。ジム・ホールはレッド・ミッチェルとのデュオアルバム(1978年1月のスイート・ベイジルでのライブ)も残している。

ジム・ホールは本アルバムをきっかけにして、ベーシストのデュオに新たな可能性を見いだそうとしたのではないだろうか。しかも、いずれもライブアルバム。ギターとベースによる計10本の弦で空間を振動させ、どれだけ観客を揺さぶられるかと挑戦したような気がする。自分自身は学生時代のジャズ研で、2曲目Alone Togetherのロン・カーターのベースラインを必死にコピーし揺さぶられ続けた。

1. St. Thomas
2. Alone Together
3. Receipt, Please
4. I'll Remember April
5. Softly, As In A Morning Sunrise
6. Whose Blues
7. Prelude To A Kiss
8. Autumn Leaves

Jim Hall - guitar
Ron Carter - bass

Recorded on August 4, 1972 at The Jazz Adventures Concert, Playboy Club, NYC.