吉田拓郎 / 2019 -Live 73 years- in NAGOYA

46枚目。所有する拓郎のアルバム数。2019年のコンサートツアーは、Live 73 Yearsと拓郎自身の年齢を記した。2012年、14年、16年のツアーアルバムは、DVDとCDがカップリングされていたが、今回はDVDのみ。ツアー後に録音した4曲のみのSpecial EP Discは含まれているのだが。

DVDに同梱された小冊子には、拓郎による全演奏曲の解説がある。「わたしの足音2019」では、「僕のラストとなるかも知れないライブ」と書いている。ツアータイトルに自分の年齢を入れた理由は、ここにあった。

DVD
1. 大いなる
2. 今日までそして明日から
3. 私の足音 2019
4. 人間の「い」
5. 早送りのビデオ
6. やせっぽちのブルース
7. ともだち
8. あなたを送る日
9. I'm In Love
10. 流星
11. そうしなさい
12. 恋の歌
13. アゲイン
14. 運命のツイスト
15. 純 ~王様達のハイキング (メンバー紹介)~
16. ガンバラナイけどいいでしょう
17. この指とまれ
18. 俺を許してくれ
En 1. 人生を語らず
En 2. 今夜も君をこの胸に

ボーナス映像
ツアー メイキング &「やさしい悪魔」スタジオ・リハーサル 映像

Special EP Disc 「てぃ~たいむ」
1. あぁ、グッと
2. わたしの首領
3. 私の足音2019
4. 運命のツイスト

録画 2019年6月19日 / 名古屋国際会議場センチュリーホール

吉田拓郎 / TAKURO YOSHIDA LIVE 2012

2013年4月29日に高校時代のミニ同窓会があって、フォークソングが話題にあがった。「クボクン、2年生の夏に陽水の〈夢の中へ〉をギターでやっていたよね」「そして、その頃は拓郎だったよな」「うん、拓郎は今でも聴いているよ」。そんな会話を思い出しながら2枚組CDを聴いて、さらにDVDを久しぶりに観た。

それにしても、拓郎との付き合いは長い。40枚以上のアルバムを所有しているアーティストは、コルトレーン、マイルス、ミンガス、モンク、キース、ロリンズ。そして、ディランと拓郎。彼らと同時代に生きてきたことは、自分の大きな肥やし。アンコール前のラスト曲「純情」を拓郎は大事にしていることが、このDVDでも確認できた。作詞が阿久悠で作曲が加藤和彦。「Only you もっと Only you... 真実には流行りはない ただひとりを想う / Only you さらに Only you... まだ足りないまだ足りない まだ心が軽い」。

Disc 1
1. ロンリー・ストリート・キャフェ
2. 落陽
3. こうき心
4. 僕の道
5. 白夜
6. 家へ帰ろう
7. ウィンブルドンの夢
8. Voice
9. 白いレースのひがさ
10. 虹の魚
11. ふゆがきた

Disc 2
1. 慕情
2. 歩こうね
3. 花の店
4. 伽草子
5. 流星
6. 春だったね
7. 僕達はそうやって生きてきた
8. 純情
- Encore -
9. リンゴ
10. 外は白い雪の夜

DVD
1. ロンリー・ストリート・キャフェ / 2. 落陽 / 3. こうき心 / 4. 僕の道 / 5. 白夜 / 6. 家へ帰ろう / 7. ウィンブルドンの夢 / 8. Voice / 9. 白いレースのひがさ / 10. 虹の魚 / 11. 慕情 / 12. 歩こうね / 13. 花の店 / 14. 伽草子 / 15. 流星 / 16. 全部だきしめて / 17. 春だったね / 18. 僕達はそうやって生きてきた / 19. 純情 / 20. リンゴ / 21. 外は白い雪の夜

吉田拓郎 - vocal, guitar
武部聡志 - music director, arrangement, keyboard
鳥山雄司 - arrangement, guitar
宮田繁男 - drums
松原秀樹 - bass
渡辺格 - guitar
朝倉真司 - percussions
今井マサキ - chorus arrangement, chorus / 大嶋吾郎, 岩崎元是 - chorus
山中雅文 - manipulator

録音 2012年11月6日 / NHKホール

吉田拓郎 / LIVE 2014

商品紹介から。「2014年初夏、2年振りとなった首都圏ライブ〈吉田拓郎 LIVE 2014〉最終日・東京国際フォーラムの公演の模様を全曲収録したLIVE DVDリリース。入手困難のためプレミアチケットとなった貴重なライブの模様を全曲収録。アンコール楽曲含む全22曲収録」。全くその通りで、当時、チケット入手を試みたのだが、完璧に跳ね除けされてしまった。

アンコール4曲のラストの「純情」を歌い終ると、拓郎は長く頭を深く下げ観客にお礼をしている。舞台を歩き、中央そして左右の観客に。それは、観客だけでなく、メンバーに対して、自分に対してだったのだろう。さらには、「純情」を自分に遺してくれた作詞家・阿久悠と作曲家・加藤和彦に対して。阿久は2007年8月、加藤は2009年10月に他界してしまった。この場面を観て、拓郎には「純情」を歌い続ける使命のようなものを感じたのだ。

Disc 1
1. 人生を語らず
2. 今日までそして明日から
3. 落陽
4. 爪
5. たえなる時に
6. 襟裳岬
7. 僕の道
8. 慕情
9. 夏休み
10. シンシア
11. 裏街のマリア

Disc 2
1. 気持ちだよ
2. サマータイムブルースが聴こえる
3. 全部だきしめて
4. わしらのフォーク村
5. 淋しき街
6. アキラ
7. 僕達はそうやって生きてきた
8. こうき心
9. アゲイン(完)
10. 春だったね
11. 純情

DVD: same as Disc1 & 2

吉田拓郎 - vocal, guitar
武部聡志 - keyboards
鳥山雄司 - guitar
河村 “カースケ” 智康 - drums
松原秀樹 - bass
渡辺格 - guitar
玉木正昭 - percussions
今井マサキ - chorus
宮下文一 - chorus
大嶋吾郎 - chorus

録音 2014年7月22日 / 東京国際フォーラム ホールA