20017年8月25日、盛岡のジャズ喫茶『開運橋のジョニー』で鈴木良雄さんグループのライブを聴いた。その時、鈴木さんの著書『人生が変わる55のジャズ名盤入門』を直接ご本人から購入。青春18きっぷによる東北の旅を終え調べてみると、55枚の中で所有してなかったのは、その時点で4枚。3枚はすぐに購入できたのだが、このStar Dustは廃盤状態だった。2年半探し続け、ようやく安価な中古CDを今年2月に見つけた。
鈴木さんが書いているように、ライオネル名義のアルバムなのに、彼が出てくるのは1曲目のStra Dustのみ。この謎については、ライナーノーツで大和明氏が次のように解説している。ジャスト・ジャズ・コンサートというジャムセッション的なライブアルバムであって、ライオネルはコンサート翌朝に映画撮影があったため、ラストに予定されていた「スターダスト」を前倒しにした。そして、「スターダスト」のヴァイブを叩き終わると帰途についたそうである。
1. Star Dust
2. One O'Clock Jump
3. The Man I Love
4. Oh, Lady Be Good
Lionel Hampton - vibraphone (track 1)
Corky Corcoran - tenor saxophone
Willie Smith - alto saxophone
Charlie Shavers - trumpet
Tommy Todd - piano
Barney Kessel - guitar
Slam Stewart - bass
Lee Young - drums (tracks 1,2)
Jackie Mills - drums (tracks 3,4)
Recorded on August 4, 1947 at the Civic Auditorium, Pasadena, California.