ハンプトン・ホーズ、レッド・ミッチェル、チャック・トンプソンのトリオ。1955年6月、12月、56年1月の3回のセッションを、ほぼ録音順にアルバムVol.1, 2, 3に分けてリリース。なので、Vol.2とVol.3は残り物という訳ではない。どのアルバムも完成度が高く、後味が良くて飽きがこない。
はしゃぎ過ぎないホーズのピアノに、ミッチェルのベースがしっかりと足固めをしている。そして、These Foolish Thingsでの曲のイメージを見事に表現したミッチェルのベースライン。ビル・エバンスが、この曲を一度だけ1968年6月に録音している。アルバムSome Other Timeに収められ、ベースはエディ・ゴメス、ドラムはジャック・ディジョネット。聴き比べるとミッチェルに軍配あり。
1. I Got Rhythm
2. What Is This Thing Called Love
3. Blues The Most
4. So In Love
5. Feelin' Fine
6. Hamp's Blues
7. Easy Living
8. All The Thing You Are
9. These Foolish Things
10. Carioca
Hampton Hawes - piano
Red Mitchel - bass
Chuck Thompson - drums
Recorded on June 28, 1955 at Los Angeles Police Academy, Chavez Ravine, CA.