録音は1969年後半。リリースは70年3月。高校に入学したのは72年4月。当時、軽音楽同好会なるものが高校にあって、入学後に顔を出したが、あまりにもやわな感じですぐに逃げ出した。彼らはTeach Your Childrenを盛んに練習していた。単なるコピーであることを一瞬で知ってしまったので、「つまらん」と。それだけがきっかけではなかったものの、少しずつジャズへ傾倒していった。ニール・ヤングのHelplessに自分たちの歌詞を付けて彼らがやっていれば、違う方向になったかもしれない。ということで、このアルバムは自分にとって一つの節目となったことは事実だ。
商品解説から。「60年代末、アメリカ西海岸から登場し若者たちから大きな支持を集めたクロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング。彼らは、50年代のフォークリバイバルやロックンロールの黎明期を経て〈ウッドストック〉へとつながるアメリカ文化の遺伝子を後世に残した偉大なグループである」。だからこそ、コピーには違和感を持ったのである。
1. Carry On
2. Teach Your Children
3. Almost Cut My Hair
4. Helpless
5. Woodstock
6. Deja Vu
7. Our House
8. 4 + 20
9. Country Girl (Whiskey Boot Hill / Down Down Down / Country Girl I Think You're Pretty)
10. Everybody I Love You
David Crosby - vocals, rhythm guitar
Stephen Stills - vocals, lead guitars, guitars, bass, keyboards
Graham Nash - vocals, rhythm guitar, keyboards
Neil Young - vocals, lead and rhythm guitar, keyboards, harmonica
Recorded in July - December 1969 at Wally Heider's Studio C, San Francisco and Wally Heider's Studio III, Los Angeles.