所有するアルバムの中で最も古い録音の一つ。1941年。だが、決して古さを感じさせない。それは、ライブ録音だからなのだろう。音源の質を語っても意味が無い。それよりスイングの楽しさを味わいたい。このアルバムにはモンクが参加。モンク名義の最初のアルバムは1948年。つまり、修行時代のモンクの音源だ。
LPのライナーノーツは油井正一氏が担当(CDはそれを転載)。解説はこう始まる。『どんなジャズ史をひもといても、このアルバムについて触れていない本はない。ジャズ史上最も重要なレコードの一枚に数えられているアルバムが、装いもあらたに日本コロムビアから発売されることになったのは、よろこばしい限りである。1941年5月(日米戦争が開始される半年まえ)、数夜にわたって、ニューヨークのハーレム118丁目にあった「ミントンズ・プレイハウス」および西133丁目にあった「クラーク・モンローのアップタウン・ハウス」で行われていたジャムセッションの現場録音盤なのである』。
1. Swing To Bop
2. Stompin' At The Savoy
3. Up On Teddy's Hill
4. Stardust - I
5. Kerouac
6. Stardust - II
7. Guy's Got To Go
8. Lips Flips
Tracks 1, 2, 3, 7 & 8
Charlie Christian - guitar
Joe Guy - trumpet
Thelonious Monk - piano
Nick Fenton - bass
Kenny Clarke - drums
Recorded in May 1941 at The Minton's Play House.
Tracks 4, 5 & 6
Dizzy Gillespie - trumpet
Don Byas - tenor saxophone
Kenny Kersey - piano
Nick Fenton - bass
Kenny Clarke - drums
Recorded in May 1941 at The Uptown House.