Brigitte Fontaine / Comme A La Radio

邦題『ラジオのように』。Brigitte Fontaine(ブリジット・フォンテーヌ)はシャンソン歌手として位置付けられるのだろうが、このアルバムではアート・アンサンブル・オブ・シカゴがバックを務めているので、自分の中では、それはもうジャズ。ライナーノーツを担当した松山晋也氏によると、なぜかレスター・ボウイは参加せずに、代役としてレオ・スミスがトランペットを引き受けたそうだ。だが、ボウイのWikipediaには、参加アルバムとして本作が掲載されているので、真相は不明。

まぁ、それはよしとして、自分自身にはフォンテーヌを語るバックグラウンドがない。さらには、ライナーノーツに歌詞カードと訳詞も掲載されているのだが、それを読めばコメントできるという訳でもない。黙ってラジオのように聴くしかないのだ。

1. Comme A La Radio / ラジオのように
2. Tanka II / 短歌 II
3. Le Brouillard / 霧
4. J'Ai 26 Ans / 私は26才
5. L'Ete L'Ete / 夏、夏
6. Encore / まだ
7. Leo / レオ
8. Les Petits Chevaux / 子馬
9. Tanka I / 短歌 I
10. Lettre A Monsieur Le Chef De Gare De La Tour Carol / キャロル塔の駅長さんへの手紙
11. Le Goudron / やに
12. Le Noir C'est Mieux Choisi / 黒がいちばん似合う
13. Les Beaux Animaux / 美しい動物たち
14. J'Ai 26 Ans (version anglaise) / 私は26才(英語バージョン)
15. Comme A La Radio (version anglaise) / ラジオのように(英語バージョン)

Brigitte Fontaine - vocal
Areski - percussions
Art Ensemble Of Chicago: Roscoe Mitchel, Joseph Jarman, Malachi Favors, (Lester Bowie)
Leo Smith - trumpet

Recorded on November 15, 1969 and February 4, 1970.