Lee Morgan / The Sidewinder

Netflixでドキュメンタリー映画I CALLED HIM MORGAN(私がモーガンと呼んだ男)を観て、CD棚から取り出したアルバム。「私が殺したリー・モーガン」という邦題も付いているが、内容から原題通りの「モーガンと呼んだ」が適している。

全5曲、モーガンの作品。アルバムが出た当時は、ジャズ・ロックというジャンルで呼ばれ賛否両論があったらしい。しかし、間違いなく60年代を引っ張る牽引力を持っていた。マイルスはモーガンをかなり意識していたようだ。このアルバムThe Sidewinderには、マイルスも「やられた!」と思ったに違いない。裏返せば、マイルスが一念発起するきっかけになった一枚とも言える。

1. The Sidewinder
2. Totem Pole
3. Gary's Notebook
4. Boy, What A Night
5. Hocus-Pocus

Lee Morgan - trumpet
Joe Henderson - tenor saxophone
Barry Harris - piano
Bob Cranshaw - bass
Billy Higgins - drums

Recorded on December 21, 1963 at Rudy Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, New Jersey.

Lee Morgan / lee-way

ジャケットが堪らない。オレンジを基調に、少し斜めに切り抜いたモーガンの写真。そして、タイトルlee-wayとLee Morganの白抜き文字。リーモーガン作のThe Lion And The Wolffは、ブルーノートのアルフレッド・ライオンと写真家のフランシス・ウルフのこと。この曲を含めて、全曲どれも理屈抜きにカッコいい。

全4曲で約40分。つまり、参加メンバー全員が、納得のいく演奏ができたということ。曲数が多いと、リーダーもしくフロント2管中心の演奏になってしまい、バックの3人は、まさしくバックに徹しなければならない。タイトルはlee-wayだが、内容はall-wayなのだ。

1. These Are Soulful Days
2. The Lion And The Wolff
3. Midtown Blues
4. Nakatini Suite

Lee Morgan - trumpet
Jackie McLean - alto saxophone
Bobby Timmons - piano
Paul Chambers - bass
Art Blakey - drums

Recorded on April 28, 1960 at Rudy Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, New Jersey.

Lee Morgan / Here's Lee Morgan

録音時のメンバーの年齢。リー・モーガン21歳、クリフォード・ジョーダン28歳、ウィントン・ケリー28歳、ポール・チェンバース24歳、アート・ブレイキー40歳。最年少のモーガンがリーダー。最年長のブレイキーは親分と言った感じだろうか。

曲の構成が面白い。スタンダード曲I'm A Fool To Want Youを除いて、モーガン作3曲の他に、ウェイン・ショーター作のRunning Brook、ミルト・ジャクソン作のOff Springが入っている。少なくとも自分が所有するアルバムでは、この2曲はここだけの演奏。親分ブレイキーが、モーガンのために2人に曲を依頼したのではないだろうか。タイトルは「リー・モーガン、ここにあり」だが、副題を付ければ「その陰に、アート・ブレイキーあり」なのだ。

1. Terrible "T"
2. Mogie
3. I'm A Fool To Want You
4. Running Brook
5. Off Spring
6. Bess

Lee Morgan - trumpet
Clifford Jordan - tenor saxophone
Wynton Kelly - piano
Paul Chambers - bass
Art Blakey - drums

Recorded on February 8, 1960 at Bell Sound Studios, Studio B, NYC.